『ウルトラマンティガ』放映開始。

今日ついに、MBC MOVIESというケーブルのチャンネルで、韓国最初に『ウルトラマン』シリーズがTV放映を開始しました。今まではアニメ版の『ウルトラマンキッズ 母をたずねて3000万光年』くらいが放映されただけで(これは地上波放送だったけど)、『ウルトラマン』『仮面ライダー』シリーズはレンタル用のビデオで出た事があるだけ。やっぱり実写で直接人が出てくるから、アニメと違って特撮はTV電波に載せるには、放送局としてもちょっと勇気が要っただろう…。

ともかく、始めが平成ウルトラなのはまぁしょうがないでしょうし、とにかく人気が出てこの後に『ウルトラマンダイナ』も『ウルトラマンガイア』も、その後『ネオス』や『コスモス』までずっと続く事になりますように。また、『仮面ライダー』シリーズやスーパー戦隊なども…。出来ればメタルヒーローも…。(ってそれじゃほぼ全てじゃないか!)
でもやっぱり、今更80年代作品は輸入出来ないだろうな。せいぜい『仮面ライダークウガ』後の『仮面ライダー』シリーズくらいかな?(それも果たして可能かどうか…。)

取り合えず、これをきっかけに韓国にももっと特撮の人気が出たらいいな…と思う今日この頃です。

漫画・アニメでの方言の使い方

やっぱり日本では漫画やアニメで普通に方言使うからいいですね。っていうか、ドラマとか、またはTVの番組でも使う人は普通に使ってますし。韓国ではちょっと考え難い事です。映画でも最近の『友へ/チング』でのプサン方言や『ファンサンボル』(翻訳したら黄山ヶ原…なのか?)での全羅道方言くらいが有名なくらいかな。

勿論特定のキャラクターがわざと使うのはドラマとか映画では多いが、アニメでは少ないし(っていうかそもそも韓国アニメの数からして非常に少ないが)漫画でもほぼ見ません。ある純情漫画作品では、主人公が全て韓国の大邱(テグ)市の出身で背景も大邱なので、大邱の方言を使わなければならないはずのに、作家が「この漫画に登場する人物たちの台詞は標準語にしていますが、実際は方言で言い合っていると思ってください」とか直接単行本で断っているくらい、方言を使うというのがむしろ特別みたいなスタンスになっているのです。
まぁわざと方言を使う作品が全然ない訳ではありませんが、それが「普通」ではなく「特別」だというのが日本との違いなのではないかというか…。そんな感じですね。
(なので、問題は日本漫画を翻訳する時です。日本漫画では特に関西弁などは結構使われますから。)