漫画・アニメでの方言の使い方

やっぱり日本では漫画やアニメで普通に方言使うからいいですね。っていうか、ドラマとか、またはTVの番組でも使う人は普通に使ってますし。韓国ではちょっと考え難い事です。映画でも最近の『友へ/チング』でのプサン方言や『ファンサンボル』(翻訳したら黄山ヶ原…なのか?)での全羅道方言くらいが有名なくらいかな。

勿論特定のキャラクターがわざと使うのはドラマとか映画では多いが、アニメでは少ないし(っていうかそもそも韓国アニメの数からして非常に少ないが)漫画でもほぼ見ません。ある純情漫画作品では、主人公が全て韓国の大邱(テグ)市の出身で背景も大邱なので、大邱の方言を使わなければならないはずのに、作家が「この漫画に登場する人物たちの台詞は標準語にしていますが、実際は方言で言い合っていると思ってください」とか直接単行本で断っているくらい、方言を使うというのがむしろ特別みたいなスタンスになっているのです。
まぁわざと方言を使う作品が全然ない訳ではありませんが、それが「普通」ではなく「特別」だというのが日本との違いなのではないかというか…。そんな感じですね。
(なので、問題は日本漫画を翻訳する時です。日本漫画では特に関西弁などは結構使われますから。)

高知弁

この前の1月31日で書いた京都弁とも相通する話ですが、高知弁も好きです。

京都弁は『福家堂本舗』とかではいっぱい出てきますね。他にもキャラクター一人だけが京都弁なのは、『バーチャファイター3』の梅小路葵やその前の色んな漫画から、私には親しみがあったのです。

高知弁と言えば、まず『海がきこえる』が浮かびますが、他にも『花のあすか組!』の最首・馬場というキャラクターが良い味出してると思います。(特に馬場は最高です。左目の刀傷とか。)なんじゃ、とか、…じゃのう、とか、…やるぜよ、とか、…じゃろ、とか、…じゃないきに、とか。

そう言えば関係ありませんが、『やじきた学園道中記』も好きです。最近、12年ぶりに新刊出ましたね。
そしてまたあまり関係ない話ですが、方言と言えば「男弁」(from『すごいよ!!マサルさん』)も良いですね。『魁!!男塾』とかに出てきような言葉使いのような。本当、日本語のそんな色んなバリエーション(?)は結構気に入ってます。